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山形市の一級建築士事務所  山形で環境を考えた省エネ住宅、地域に根ざした建築空間を設計しています。

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〒990-2453 山形市若宮2丁目8番33号

住まいのコラムcontact us

  

  • ヒートポンプ温水パネルヒーター

ふく射熱と対流熱で、室内をムラなく効率よく暖めて、室温をいつも一定に保ちます。
ホコリが舞うこともなくとても静かです。

今回はパネルヒーターの熱源をヒートポンプにしました。

 手前にあるのが熱交換装置で、奥に2台あるエアコンの室外機のようなものが、ヒートポンプ装置です。
さらに奥にあるのは、エコキュートという給湯機です。
正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」と言います。
これもヒートポンプ技術を利用し空気の熱で湯を沸かすことができる装置です。
全館暖房で消費エネルギー量をPCソフトでシュミレーションした結果、灯油式ボイラーの場合に比べて、ランニングコストが70%になりました。

設置コストは掛かりますが、これからの国際的な石油供給の問題を考えると、長い目でみればお得になると思いますし、環境のことも考えての選択になりました。

 全館暖房の場合、住宅の断熱性能・気密性能が施工地域の普通のレベルだと、エネルギーコストが高くなるので、きっちり断熱設計をして、施工も検査をしながら確実に行った高性能住宅にする必要があります。
パネルの設置は、住宅の断熱性能から熱損失を計算して、それに気候条件も加味して設計しています。
パネルに流す温水の温度設定をヒートポンプ側で全体を調整して、さらにパネルにもサーモバルブが付いていて、これで各部屋の調整も可能です。

 24時間連続運転で使用します。これで一定の温度でずっと暖かい状態を維持します。ですが、24時間ヒートポンプが作動しているわけではありません。温水温度が低下しなければ、コンプレッサーが作動しませんから、電気代が常にかかるわけではありません。

  • 住宅雑誌からの取材

 東京にある住宅雑誌から取材を受けたときにお話したことです。
エネルギーをなるべく消費しない住宅を作りたい。その為に、住宅全体の無駄をなくし、心地よい小さな空間をつくります。ただ小さいだけでは窮屈ですが、空間の工夫により漫然とただ広い空間やたくさんの個室は作らずに変化を付けた奥行きが感じられる住まいを考えます。

高い断熱性能と自然エネルギーを活用した省エネ住宅として、環境と家計にやさしい住まいにする。
収納のやり方を工夫し、「断捨離」というベストセラー本にもあるように、モノを抱え込む生活を変えていき、生き方自体をシンプルにして、モノが豊富にあるから幸せだという考え方自体を変えていくのはどうでしょうか。

 本当に良い物を、少しで良いので身の回りに置いて生活する。いつか必要になるからといって、日頃まったく使用しないものなどを収納しない。
住宅の空間をゆとりある心地よい場とするために、モノとの関係を改めて考えてみてはいかがでしょうか。

 快適に長く暮らすという基本的なことを考慮した住宅を造っていますが、冬が暖かいのはもちろんですが、遮熱住宅という夏が涼しい仕組みを考えました。

この写真は弊社の現場で外壁下地を撮ったものです。

銀色に光っているのが米国 デュポン社が開発したタイベック
シルバーです。


不織布の繊維にアルミを蒸着し、その上に酸化劣化を防ぐ樹脂を
コーティングしています。それでもなお、透湿防水性能を保ち、
タイベックならではの強靭さを備えています。さらに従来のタイ
ベックハウスラップに比べ、防水耐久性は向上し、透湿防水シート
としても高いクオリティを誇るシートです。


 遮熱シートとは、輻射熱(赤外線)反射率97%のアルミを活用したタイベックシルバーで熱をはね返します。
タイベックシルバーで壁や屋根の内側をくるむように施工しています。

タイベックの資料を下に載せます。


 同じ場所に隣り合わせて建っているタイベックシルバーを使った遮熱住宅と、従来の住宅をサーモグラフィで屋根裏の温度を比較しました。屋根裏で約8℃温度が低くなっています。(千葉県での検証7月12日/外気温:33℃)

 住宅設計とは、たくさんのファクターを整理しトライアンドエラーをしながら創っていくものです。
総花的な要望では、よほどの資金を持ったクライアントは別ですが、費用が掛かりすぎて実現性が乏しくなります。
工事の費用が住まいの良さに反映できるかどうかは、設計によります。ローコスト住宅でも、設計の工夫により住みやすい住宅ができます。

 自分の家づくりのコンセプトは何なのか。どうしても優先順位をつけて、取捨選択しなければならない事になります。設計者は、そこで道筋、アドバイスを提供して道案内をしていく役目です。クライアントが決定する時の、判断する材料を提示するのが役目だと思っています。

設計 (図面を作成することだけではありません。予算・性能・要求事項・こだわりなどをまとめていく作業が重要です。)を行うことにより、どのような住宅をつくるのか細部まで決定できます。そして施工者にどのようにつくるのか指示ができます。さらに正確な工事見積りが作成できるようになります。

これにより設計費と工事費が明確に区別できることになります。
設計者が作成した設計図面に基づいて、施工会社から相見積りを取り、適切な価格を出します。通常、相見積りを取ると、施工金額に差が出ます。時には10%くらいの開きが出ることもあります。設計料がまかなえるぐらいです。
施工会社が設計と施工を一括で受注したい理由は、この相見積もりを避けるためでもあるのです。施工会社に設計を頼むと、他社から工事費の正確な見積もりを取ることができません。仕様が明確でないし見積り書に一式(ブラックボックス)が多い。工事金額の差が不明瞭になります。

 自宅兼事務所は温水セントラルヒーティングシステムを導入しています。

現在の省エネルギー性に関する基準で最高等級になる(省エネルギー対策等級4の基準)を超える、名前だけでない真の高性能住宅といえるレベルの高断熱高気密住宅ですと、以下のように省エネで快適な暮らしが可能です。

1月24日の午後5時10分です。外の気温は3℃ 寒いですね。でも室内は23.4℃で湿度46%快適です。

そして、暖房ボイラーの温度は45℃で設定です。
右のリモコンの数字です。

ほんとに低温の設定で大丈夫なのです。
しかもほとんど燃えていません。たまに動いても1から2分で止まっています。

快適なセントラルヒーティングで家の中のどこでも温度差がありません。

ランニングコストを削減しつつ、このような暖かい環境を作るには、住宅の高断熱化が欠かせません。

TOMO設計では、断熱性能の計算を行い、エネルギー消費量の計算も行います。

ヒートショックが起きない住環境を作ることができますので、トイレや脱衣室での、心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない危険な状態を回避できます。「ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のことです。」

 

 

 ちょっとした外出のスキを狙っている泥棒の被害を少しでも無くす為の工夫です。
泥棒は、まず居住者の留守の確認を行うそうです。
よって、留守と察知されないようにする事が犯行を未然に防ぐためのポイントです。
●夜間には照明をつける。照明が付いている事で、留守だと悟られない。
 長期間留守のときはタイマーで時間帯を調整する。
●郵便受けなどに新聞をためない。
●洗濯物を干したまま外出しない。
●昼間にカーテンを閉めきって外出しない。カーテンが開いていないと凄く目立ちます。
 せめてレースカーテンのみを閉めるようにします。
●防犯ガラスなどは、新築時に検討しましょう。フィルムを貼るだけでも効果あります。
●留守番電話は使用しない。 留守ですよと宣言しているようなものです。
 電話で留守を確認する手口に使われます。 携帯電話などへの転送機能を利用するのが良いと思います。
●屋根などに飛び移れる塀、物置、踏み台、荷物に注意。 2階から入られます。
●屋外の物に余計な情報を載せない。 表札に家族の構成や名前を書かない。
 電話番号を書くと空き巣に利用される事があります。
●モニター付きのインターホンを付ける。 留守を探るのにインターホンを押すそうです。
 居住者が返事した場合には、宅配やセールスになりすまします。
 泥棒は顔を見られるのを嫌がるので、モニター付きインターホンは効果抜群です。
●ブロック塀などの遮蔽される塀はなるべく付けない。 泥棒の格好の隠れミノになります。
 作業が人目にふれないので、ゆっくり侵入されてしまいます。
●防犯ライトやセンサーライトは、あまり役に立たない。 空き巣経験者を調べたところ、意味がないそうです。
 かえって、作業に必要な明かりを提供してくれてありがたいぐらいだそうです。
 ですが、防犯カメラは、効果大だそうです。